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ホームページ運営をしていると、「LP・ランディングページ」という言葉をよく耳にしませんか?
この記事ではランディングページの目的や特徴、作成するメリットについて解説していきます。
目次
1.LP・ランディングページとは
LP・ランディングページ(以下、LP)とは、「ユーザーがWebサイトに訪れた際に最初に到着するページ」のことを言います。
LPには広義と狭義の意味がありますが、一般的には「狭義のLP」のことを指しています。
まず「広義のLP」とは、ユーザーが最初に閲覧するWebページ全般のことです。
ユーザーの流入経路としては、Web広告・SNSなどに設置したリンク・検索エンジンなどが考えられます。
続いて「狭義のLP」とは、流入してきたユーザーに対して商品の注文・問い合わせ・資料請求といったアクションをしてもらうことを目的に作られているWebページのことです。
なお、以下の解説では「狭義のLP」についてさらに深堀して解説していきます。
2.LPの目的
一般的なWebサイト(ホームページ)には「ユーザーに情報を提供し、理解してもらう」という目的があります。
対してLPの目的は、商品の注文・問い合わせ・資料請求といったアクションをしてもらうこと、つまり「コンバージョン(以下、CV)を獲得すること」です。
LPは集客や売上の向上に直接的な影響を与えるWebページのため、ユーザーへの印象付けや読みやすさが重要です。
効果的なLPを作るためには上記の特徴を押さえるだけではなく、マーケティングや心理学といった幅広い知識を活かした「目的を達成するための導線設計」が必要となります。
3.LPの特徴
■リンクは限定的
望んでいるアクションを取ってもらいやすくなるため、他ページへのリンクは極端に少なく、限定的です。
設置するリンクを限定することで、ユーザーは「アクションを起こす」「アクションを起こさない」という行動選択に集中することができます。
■縦長のレイアウト
ユーザーにアクションを起こしてもらうためには、ユーザーの興味関心を惹き付け、かつ、ユーザーが抱く疑問を解決できるような多くの情報を記載することが必要です。
LPではユーザーのページ離脱を防止するために1つのページ内に情報を盛り込むので、結果的に縦に長い形になります。
■目を引くデザイン
訴求力を高めるためにイラストや写真を多く使用する、また、ユーザーの目を引くカラーを使うのがLPのデザインの特徴です。
特に、ユーザーがアクションをするポイントであるボタンやリンクは大きくして、ユーザーに行動を訴求するデザインにします。
キャッチコピーや「こんなお悩みありませんか」のような共感を喚起する部分、ユーザーにとってのメリットを訴求する部分なども目立たせます。
4.LPのメリット
■CVの獲得に繋がる最適な情報を伝えられる
前述したとおり、LPには商品の注文・問い合わせ・資料請求など様々な目的がありますが、CVを獲得するにはユーザーが求めている情報を適切な順番で伝える必要があります。
LPは縦に長い1ページ内で情報が完結するレイアウトのため、目的に合わせた最適な順番で情報を伝えることができます。
■CVRの向上を実現できる
LP内に設置するリンクはCVを得るために限定したもののみのため、訪問したユーザーのアクションを誘導することが可能です。
理想のアクションを起こしてもらえるようなデザインでユーザーを誘導することで、CVR(コンバージョン率)の向上が実現できます。
■低コストで制作できる
基本的に1ページで完結するLPは、一般的なWebサイトに比べるとコーディングやデザインに手間がかかりません。
そのため、安ければ10万円ほどで制作が可能と、低価格なのが大きなメリットです。
ただし、費用感はLP制作の目的やデザイン品質の差によって差がありますので、外注する場合には目的・要件・予算をあらかじめイメージしておきましょう。
参考:WEBサイト・ホームページ作成の費用とは<前編>
5.LPのデメリット
■直帰率が高くなる
特定のCVを獲得することを目的に作成されているLPは、直帰率が高くなる傾向がありますが、それには理由があります。
それは、ユーザーの興味を惹く内容でなかった場合、ユーザーはすぐにページから離れてしまうためです。
LPには限定的なリンクや目を引くデザインで訴求力が高いという特徴やメリットがある反面、ホームページ等の他ページやサイトへのリンクがない分ユーザーの回遊は期待できません。
つまり、LPにアクセスしたユーザーは「アクションを起こす」もしくは「離脱する」のどちらかしか選べないのです。
しかし、特定のCVを獲得することを目的に作成されているというLPの特性上、直帰率が高くなることは仕方がないことです。
最終的に成果(問い合わせや資料請求など)やCVRの数値によります。
例えば、A/BどちらのLPが優れているでしょうか。
A:100人のユーザーが訪れて直帰率が90% 成果は5件でCVR5%
B:100人のユーザーが訪れて直帰率は60% 成果は2件でCVR2%
考え方にもよりますが、直帰率が高くてもAのほうが優れていると言えそうです。
直帰率が高いとしても焦らずに、CVを獲得するための改善方法を検討しましょう。
6.LPを効果的に活用するには
LPを効果的に活用するためのポイントを紹介します。
■デジタル・WEB広告と組み合わせて運用する
LPとリスティングなどのデジタル・WEB広告を組み合わせて運用することで、狙ったターゲットにより効果的にアプローチできるため、LPへのアクセス数を増加させる方法として最も即効性があるといえます。
また、目的やターゲットを明確にしてLPの内容とデジタル・WEB広告の掲載文に一貫性を持たせれば、CV率の向上にもつながります。
■スマホに対応したページにする
PCのみでなくスマホからLPへアクセスするユーザーも非常に多いです。
そのため、スマホにも対応したLPを作成することをおすすめします。
スマホ閲覧未対応のLPをスマホで閲覧した場合、画面サイズに合わせて画像が最適化しないなど、非常に読みづらいページになってしまい、ユーザーにとってはストレスとなります。
またBtoBターゲットのLPであっても、ユーザーの行動は多様化し、業務中はPC、帰宅や通勤途中にスマホで確認することも多くなっています。
その結果、スマホへの未対応はコンバージョン獲得のチャンスを失うことになりますので注意しましょう。
7.まとめ
今回は「狭義のLP」について、目的や特徴、メリット・デメリットをまとめて解説しました。
LPとはCV獲得に特化したページで、集客や売上に直接影響を与えるため、非常に重要なWebページとなります。
LP作成の発注先をお探しの際は、ぜひWEBコンテンツに強いビジネスマッチングサイトPROLINKをご利用ください。
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